LEDキーホルダー(キット)
この頁ではLEDキーホルダーの作り方を説明します。
1.表面と裏面の確認
以下に示す二枚の画像の一枚目が表面で、二枚目が裏面です。
2.裏面にチップ抵抗を付ける
裏面の中央左の銀色の四角(パッドと呼びます)の片側に予備ハンダをします。
(ハンダづけを行う際は、燃えにくい物の上で行ってください。)
予備ハンダはハンダづけの方法で事前に片側のパッドを半田ごてで暖め、ハンダをパッドに盛る事を指します。(画像赤丸はコテでパッドを暖めている所)
呼びハンダされたパッド
先ほど呼びハンダしたパッドにピンセットでチップ抵抗をずれない様に持ちつつ、パッドを暖め、パッドとチップ抵抗をハンダづけしてください。
(撮影のため写真ではピンセットは使ってませんが、実際のハンダづけではピンセットを使い位置を合わせてください。)
(チップ抵抗は左右どちらも方向はありません。また、部品の左右を極性と言います。)
ハンダづけ後に正しくハンダづけできたかピンセットで優しく触って確認してください。
正しくハンダづけの確認が終わった後、右側のパッドもハンダづけしてください。
パッドにコテを当て、パッドを暖め、パッドにハンダを接触させると上手くハンダづけできます。
右側のパッドをハンダづけし終わったら、再度左側のパッドをハンダをハンダで暖める様にハンダづけしてください。
3.表面LEDのハンダづけ
LEDには向き(極性があります。)
以下の画像の様に右側に緑のマークがくる様にLEDをハンダづけしてください。
(LEDの色により、マークの形が異なります)
ハンダづけはチップ抵抗と同様に呼びハンダから行ってください。
LEDの足の部分に呼びハンダを行って、デコレーションする事も可能です。
4.電池ケースをハンダづけする
裏面の中央の3パッドに予備ハンダをしてください。
(裏面の作業は不安定になるので、燃えにくく柔らかい物の上で行ってください。)
予備ハンダをしたパッド
(厚さ0.3mmくらいで問題ありません。)
電池ケースを基板に置く
半田ごてで、パッドの縁を暖める様にハンダづけしてください。
コテ先の種類によりコテを寝かせる様にしてハンダづけを行う事も可能です。
左右を反転し残りのパッドもハンダづけします。
さらに左右反転して、電池ケースの耳の部分を上から暖める様にハンダづけします。
最後にもう一度反転して、電池ケースの耳をハンダづけします。
5.スイッチをハンダづけする
表面からスイッチを指し(裏面に足が出る様にします)、四カ所の足をハンダづけします。
斜めに襷がけするような順番でハンダづけしましょう。
(例:左上→右下→右上→左下)
以下の画像はハンダづけが終わった様子です。
最後に電池を指し込みます。
電池は100円ショップ等でも販売しているCR2032を使用してください。
また、電池ケースに刻印してある通りに、+面を合わせましょう。
(電池に"メーカー名や電池の種類、電池の極性である+"が掘ってある面が+極です)
また、このキーホルダーは電池を下部のスイッチの足までずらす事でボタンを押さなくてもLEDを光らせる事が可能です。
ストラップとして持ち歩く際は、やや上の方で電池を固定してください。
(画像参照)
最後に、綿棒とアルコール等で全体を奇麗に拭き取り完成です。
ボタンを押してLEDを光らせましょう。